大学生 資格試験

【取得必須】IT系・エンジニア志望の大学生に向けた絶対にとっておくべき資格4選

将来IT系の職業に就きたいけど、なんか取っておいたほうが良い資格ってあるかな?

勉強しておくと、就職に有利に働いたり、就職後も使えるような資格が知りたい!

今回はこのような方向けに、IT系・エンジニア志望のすべての大学生に向けた絶対にとっておくべき資格を4つ紹介していきます。

これから紹介する資格はどれも『絶対にとっておくべき』ものなので、取得しておくと得しかありません。

少し勉強が必要な難しい資格から、気軽に受けられる資格まで紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
  • 国立大学情報科在籍
  • IT系資格・プログラミングに関するブログを運営中
  • 普段は大学に通いつつ、Pythonを用いたWebアプリ作成やブログ・Twitter運営を行っています。
  • ちなみに、今回紹介する4つの資格はすでに取得済みです。
こんにちは
編集者のhitです!

 絶対にとっておくべき資格4選

では、早速ですがIT系職業・エンジニアを目指す大学生が絶対にとっておくべき資格を4つ紹介していこうと思います。

以下の順番で紹介していきますね。

絶対にとっておくべき資格

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • TOEIC

では、以下で1つずつ詳しく説明していきます。

①:ITパスポート

IT系職業・エンジニアを目指すうえで、とりあえず一番最初に取ってほしい資格が、ITパスポートです。

ITパスポートを知らない方のために簡単に説明すると、ITパスポートとは、ITにまつわる基礎知識が問われる国家試験のことです。

どの業界で働く人にとっても、取得しおいて損はないといわれるほど一般常識となる知識が問われるもので、IT資格の入門とされています。
なので、ITパスポートの取得はほぼ必須です。

しかし、正直なところ、現在情報系の大学に通っていて、ITとかパソコンに対する知識が少しはあるよといった方にとっては必要ありません。

というか、②から受けてもらえればよいと思います。

実は、今から紹介する②と③はITパスポートの上位互換のようなものなので、②・③を持っていれば①は必要ありません。

そのため、IT系の知識が全くない・ほとんどないといった方は①から受験。
IT系の知識が少しはあるよといった方は②から受験することをおすすめします。

編集者

ちなみに私は②から受験しましたが、特に問題なく一発で合格することが出来ました。(大学2年生時)
ITに関する知識は、大学の授業を聞く程度だったので、情報系の学生は心配せずに②から受験でよいと思います!

また、ITパスポートに関する詳しい情報が知りたいといった方は、以下の記事をご覧ください。

②:基本情報技術者試験

続いてご紹介するのが、基本情報技術者試験です。

こちらは、IT資格の中でもかなり有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。

先ほども少し触れましたが、基本情報技術者試験はITパスポートの上位互換のような存在になっているので、ITパスポートを事前に取得していると、そこまで時間をかけずに取得できると思います。

しかし、もちろん上位互換というだけあって、難易度が上がるのも事実。
ITパスポートが合格率50%なのに対して、基本情報技術者試験の方は合格率20%となっています。

この数字を見ると、少し怖くなると思いますが、しっかりと正しい方法で勉強を重ねて受験をすれば、ほぼ100%受かります。

また、ITパスポートも基本情報技術者試験もいつでも受験可能なので、気軽に受験できるといったメリットがあります。

一年に一度とかの試験ですと、落ちた時のダメージがすごいですからね。

編集者

私は、春休みを使って短期集中で勉強しました。
予定がない日は1日10時間ほど勉強していたと思います。

やっぱり覚えること多めなので、あまり期間を設けずに勉強したほうがよさそうです。

基本情報に関する詳しい情報が見たいという方は、以下の記事をご覧ください。

③:応用情報技術者試験

続いて紹介するのが、応用情報技術者試験です。

こちらは、名前からして察すると思いますが、基本情報技術者試験の上位互換のようなものになっています。

合格率は20%前後で、「基本情報と変わらないじゃん」と思われるかもしれませんが、これは受験者層の違いによるものだと思います。

基本情報技術者試験よりも、応用情報技術者試験を受けている受験者の方が、レベルが高いため、合格率が同じくらいになっているんですね。

しかし、こちらも基本情報と同様に数字だけを見ると怖くなりますよね。

でも大丈夫です。コツコツ勉強を積み重ねることが出来れば、大学生でも合格することが出来ます。

編集者

実際に私も大学3年生の時に応用情報技術者試験を受けて一発で合格しています。

基本情報技術者試験での知識+αといった感じなので、基本情報技術者試験を受けてから、時間がたってしまうと結構厳しい戦いになります。

できることならば、基本情報技術者試験の合格がわかり次第勉強を開始したほうが良いです。

④:TOEIC

最後に4つ目は、少し系統が変わるのですが、TOEICです。

昨今では、グローバル化の動きが強まっており、英語力を重視する企業はとても多いです。

もちろん、IT企業も他ではありません。

というわけで、TOEICのスコアはIT企業でも大きく評価されます。

また、英語は論文を読んだり、英語の記事を読んだり様々なことに活かせるため、勉強しておいて損はないです。
なんなら、他の業界に転職する際にも使えますからね。

なので、大学生は英語を覚えている今のうちにTOEICの勉強をして高スコアを目指しましょう。

ちなみに、目指すラインなのですが、よほど英語力に自身がある方以外はとりあえず700点を目指してみると良いと思います。

日本人の平均点は600点程度と言われているので、平均より少し上ですね。

もちろん、「もっと行ける!」という方は勉強を継続して更なるスコアを目指してみましょう。

 大学生が資格を取得するべき理由

では、続いて、大学生が資格を取得するべき理由について以下の順番でご紹介していこうと思います。

  • 就活に有利
  • 時間がある
  • 給与アップにつながる

では、それぞれを詳しく説明していきます。

①:就活に有利

大学生が資格を取得すべき理由として、まず第一に挙げられるのが『就職に有利』です。

今回紹介した資格はどれもITエンジニアには必須の知識で、仕事に活かせるものばかりなので、就活時に取得していると確実に資格を持っていない学生との差を広げられます。

また、資格を持っていると、資格取得の際の頑張りを認めてもらうこともできます。

今の頑張りが将来の自分の就職先に関わってくると思って、今はひたすら努力を続けましょう。

②:時間がある

大学生には、社会人と比べて圧倒的に時間があります。

そのため、資格試験取得にかけられる時間も多いはずです。

紹介した4つの資格はどれもそれなりの勉強時間を必要としますが、長期休みをうまく使って、短期集中で資格を取得してしまいましょう。

③:給与アップにつながる

今回紹介したような資格を持っていると、就職後に昇給しやすくなったり、会社によっては入社時にお金がもらえたりします。

もちろん、お金のためだけに資格試験を受けるわけではないのですが、一つのモチベーションとして大事ですよね。

大学生のうちに数か月勉強して資格を取得するだけで、将来の給料が変わってくるなんて、勉強するしかないですね。

 資格勉強の際の注意点

では、最後に資格勉強を行う上での注意点についてお話していこうと思います。

中には、私自身の失敗談なんかも含まれているので、皆さんは同じ失敗をしないように気を付けながら勉強に取り組んでもらえたらと思います。

それでは、以下の順番で紹介していきますね。

資格勉強する際の注意点

  • 勉強プランを立てない
  • 大学の授業をおろそかにする
  • インターン・企業説明会に参加しない

①:勉強プランを立てない

資格勉強は、限られた期間で目標点を目指す小さい受験のようなものです。

勉強プランを立てずに勉強を続けてしまうと、「残り期間がもう数日しかないのに勉強しなければならない範囲が半分しか終わっていない」なんてことが起こってしまいます。

必ず「○○日までにこの範囲の勉強を終わらせる」といった簡易的なものでよいので、勉強のプランをある程度たててから勉強をするようにしましょう。

また、勉強プランを立てると「○○日までに終わらせなきゃいけないから後30分勉強しよう」といったようにモチベーションの維持にもつながります。

これは資格試験に限った話ではないのですが、勉強プランを立てる癖をつけるようにしましょう。

②:大学の授業をおろそかにする

大学の講義中に資格試験の勉強をしていたり、大学の課題よりも資格試験を優先したりするのは絶対にやめましょう。

これは私が実際にやってしまっていたのですが、このせいで成績が少し落ちて研究室を選ぶ際に少し苦労しました。

よく考えてみて下さい。
高いお金を払って大学の講義を受けており、講義は今しか受けられないのですから、そちらの方がどう考えても優先ですよね。

もし、大学が忙しすぎて授業中に勉強するしかないといった状況にある方は、今は資格試験の勉強をしなくて良いです。

大学の授業に専念してください。

編集者

当たり前のことなんですが、結構やってしまいがちなんですよね。

あくまでも自分の本分は大学での勉強ということを忘れずに!

③:インターン・企業説明会に参加しない

さきほど資格試験を取得すると、就活で有利になる・就職後の昇格が見込めるといった話をしましたが、もちろん企業は資格の有無のみで就活生を判断するわけではありません。

「自分は取っておくべき資格試験をすべて取ったから、インターンに参加しなくて大丈夫だ」とか「資格試験の勉強で忙しいからインターンは一社も行かなくていいや」という考え方はできるだけやめたほうが良いです。

大学の授業をおろそかにしないのもそうなのですが、結局やるべきことのバランスが大切になってきます。

どちらかを捨ててどちらかだけを頑張るというのはあまりおすすめできないので、インターン・企業説明会にも積極的に参加していきましょう。

 まとめ

今回は、IT系・エンジニア志望の大学生が絶対にとっておくべき資格について紹介してきたのですが、いかがだったでしょうか。

今回紹介した資格は、すべてのエンジニアを目指す大学生に向けたものなのですが、エンジニアにはさまざまな種類があり、皆さんがなりたい職業にはまた別の資格が必要になるかもしれません。

気になる方は、さらに自分に必要となるような資格を調べて、今後の資格取得に活かしていきましょう。

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