資格試験

【IT初心者必見】知識0からITパスポートに独学で合格する方法

情報系の大学に入学したけど、何か勉強しておいた方がよい資格ってあるの?

IT業界に興味があるけど、具体的に何から始めるべきなんだろう?

本記事では、独学でITパスポートに一発で受かった私が、このような悩みを解決していきます!

実は、私も大学入学時同じような悩みを抱えていました。
大学に入学して情報系の知識が得れるのはいいんだけど、「何か周りと差をつけれるものはないかな」「大学の勉強とは別に、就活に役立つ資格取得の勉強がしてみたい
こんなことを考えていました。

そこで、見つけたのがITパスポートという試験で、私自身は独学1か月で合格にたどり着くことが出来ました。

今回は、読者の皆様に正しい方法で努力を行い、より多くの方に合格をつかみ取ってほしいということで、私が実際に行っていた勉強法を紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

この記事でわかること

  • ITパスポートの概要
  • ITパスポート取得に向いている人
  • ITパスポート試験に合格するための勉強法

 ITパスポートとは?

*ITパスポートについてすでに知っている方は読み飛ばしてください

そもそもITパスポートってどんな試験なの?

まず初めに、このような悩みを解決していこうと思います。

ITパスポート試験とは、その名の通りIT関連の資格であり、「情報処理技術者試験」といったグループのうちの一つになっています。
ちなみに「情報処理技術者試験」というグループに属している資格は以下の通りです。

〇 レベル1
ITパスポート

〇 レベル2
・基本情報技術者試験

〇 レベル3
・応用情報技術者試験

〇 レベル4

・ITストラテジスト
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験

ご覧の通り、ITパスポートは情報処理技術者試験の中でも、一番レベルの低い試験になっており、合格率や問題の難易度からしてもIT初心者におすすめの試験となっています。

しかし、「情報系の学校に通っていて、多少ITの知識はある」「エンジニアになったばかりで資格の勉強をしたい」といった方には、基本情報技術者試験からの受験をお勧めします。

ITパスポートはあくまで、IT超初心者のためのIT業界を学ぶきっかけになる試験といった位置づけになるので、ITの勉強を少しでも行ったことがあるIT経験者の方は基本情報技術者試験からの受験でも全く問題ないです。

基本情報技術者試験を受けてみたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

もちろん、「情報系の学校に通っているけどITに関する知識なんてほとんどないよ」という方や「エンジニアになったばかりだけど正直IT系の知識はあまりなくて不安だからできるだけ簡単な試験から受けたい」という方は、このまま本記事を読み進めてもらえればよいと思います。

実はこのITパスポート、別に将来IT系の職に就きたいと考えている人はもちろんなんですが、IT系知識の基礎が詰まっているので「コンピュータを扱うすべての職業人に必要な知識」となっています。

したがって、パソコンを用いて仕事がしたい・将来コンピュータを用いた仕事を行う可能性があるといった方も取っておいて損はない資格となっています。

ITパスポート試験の難易度

合格率は、50%前後となっています。

レベル2に該当する基本情報技術者試験が、20%~30%となっているので、ITパスポート試験はより初心者向けの試験になっていますね。

ITパスポートの試験形式

試験時間120分
出題数100問
<分野別内訳>
ストラテジ系:35問程度
マネジメント系:20問程度
テクノロジ系:45問程度
出題形式四肢択一
合格点600点/1000点

試験時間は問題数に対してかなり長いので、余裕をもって問題に取り組むことが出来ます。

私の場合は、約60分くらいで試験を終えることが出来ました。
試験の形式としては、CBT方式といって会場のパソコンで受ける形になっていたので、終わった人から退出出来ます。

私は試験開始60分の時点で終わったと思って会場を出てしまったのですが、もちろん時間はたっぷりあるので終わった後は入念に見直しを行いましょう。

ITパスポート試験の受験情報

ITパスポートは申し込みさえすれば一年中受けることが出来るので、自分の好きな日程に試験日を持ってくることが出来ます。

なので、この記事を読んでから勉強を始めて一か月後に試験なんてこともできるんですね。非常に便利な試験形態となっています。

また、先ほども少し話しましたが、試験形式がCBT方式といったものになっていまして、自分で受ける時間を決めてその時間に試験教室へ入室し、後は指示に従ってパソコンで答えを打ち込む形になっています。もちろん、終わってしまったら途中退室も可能になります。

ITパスポート合格にかかる勉強時間

知識0の状態から勉強を始めて、ITパスポート合格にかかる勉強時間としては約100時間程度といわれています。

一か月で合格するためには、一日約3時間程度の勉強が必要ですね。

ちなみに、私の場合は約100時間程度勉強して試験に挑みました。

正直、合格するだけであれば50時間程度で十分なのではないかと感じていて、特にIT経験者の方々はもっと少ない時間での合格も可能だと思います。

しかし、実はこの先の基本情報技術者試験・応用情報技術者試験とITパスポートでは範囲が同じで、同じような試験問題が出題されることもたびたびあります。

そのため、この先の基本情報技術者試験・応用情報技術者試験に繋げることを考えると、このITパスポートでより高い正答率を目指したいところです。

なので、結論としては合格するだけ(6割を目指す)ならば50時間程度基本情報・応用情報の受験も考えている場合(8割以上を目指す)は100時間程度の勉強をする必要があると考えてもらえればよいかと思います。

ITパスポートの受験費用

7,500円(税込)となっています。

*受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できないとのことなので注意しましょう!

 ITパスポート合格のための勉強法

ここからは、ITパスポート試験の勉強法を4つのステップに分けて説明します。

具体的には、以下の4つの手順に従って勉強を行ってください。

  • 参考書を用いてインプット
  • 過去問道場でアウトプット
  • わからない単語は即調べる
  • 過去問を解く

以下、より詳しく説明します。

①:参考書を用いてインプット

まず、初めは参考書を買って一冊読みましょう。

使用する参考書は、実際に本屋に行って自分に合うものを探してもらえれば大丈夫です。

ここで、参考書を読むときのポイントが二つあります。

一つ目が、一回目で完全に理解しようとしないことです。

どうしても参考書を読むときに少し意味が曖昧な言葉があったり、理解に苦しむような言葉があるとそこで立ち止まって読むのを中断してしまう人が多いようなのですが、正直一回読んで完璧に理解出来る人はごくわずかの人間のみで基本わからない箇所が出てきます。
そのわからない箇所をいちいち調べるのに時間を費やしていたら時間の無駄なので、なんとなくの理解に収めておきましょう。

しかし、これは適当に読めと言っているのではありません。あくまでもなんとなくはイメージをつかめるようにしましょう。

続いて、二つ目が一気に読もうとしないことです。

例えば、資格試験にやる気満々のAさんがいたとします。
Aさんはやる気に満ち溢れているため、一週間で参考書を一気読みしようと考え、実際に頑張って一週間で読み終えることが出来ました。しかし、読み終えた後に初めの方のページを見ると何も覚えていませんでした、、

参考書を一気読みしようとすると、こういったことが起こり得てしまいます。こうなるとせっかくあったやる気も地に落ちてしまいますよね。

これを防ぐためにインプットとアウトプットを交互に行うようにしましょう。

ITパスポートの場合は、勉強分野が章ごとに分けられているので、章ごとにインプットとアウトプットを行ったほうが良いですね。

これらを踏まえたうえで、②でのアウトプットの説明を見てみましょう。

②:過去問道場でアウトプット

さて、一章分のインプットが終了したら次はアウトプットの時間です。

アウトプットでは、インプットの際と異なり、次のフェーズで過去問を解かなければならないため、理解をより深めていきましょう。

ちなみに、アウトプットを行う際に私が使っていたサイトは過去問道場です。

過去問道場は、過去に出たことのある問題を集結してランダムに出題してくれるのでアウトプットの良い練習になります。

この後基本情報技術者試験以上を目指している方は過去問道場にある問題すべて、そうでない方は過去問道場にある問題半分を目安に取り組むと良いと思います。

以下のボタンで過去問道場のサイトに飛べるので、興味のある方はぜひ見に行ってみてください。

③:わからない単語は即調べる

こちらは、②の後に行うというよりかは、①や②と同時期に行うものになっています。

正直、参考書や過去問をこなすだけですとどうしても意味が分からない単語が出てきます。

これは読者さんが悪いのではなくて、仕方のないことなんです。

この問題を解決するために、インターネットを使ってどうしてもイメージがつかめない単語は調べてしまいましょう。

私は当時、意味の分からない単語やイメージのつかめない単語があったら、以下のサイトを使用するようにしていました。

なんとなくのイメージをつかみたいという人に対して、イラストを用いてわかりやすく説明してくれているのでおすすめです。

④:過去問を解く

①~③までの内容が完璧に終わった後は、過去問を解きましょう。

③までの内容をこなせた方なら難なく合格点を超えられるはずです。

過去問でもし、合格点を下回る、もしくは合格点ぎりぎりだった場合は正答率の低かった分野の復習を行うようにしましょう。

以上が、私のおすすめする勉強法でした。
ここまでお疲れさまでした!

 まとめ

今回は、ITパスポートの勉強法についてご紹介させていただきました。

ITパスポートで出題されるような知識は、IT系の職種に就くためには必須条件であり、今後の役に立つこと間違いなしです。

また、IT系の職種に就こうと考えていない人にとっても取っておいて損がない資格です。

ぜひ本記事の勉強法を実践して、ITに関する基礎知識を蓄え、更なるスキルアップを目指しましょう!

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