理系大学生って忙しいって聞くけど、バイトとかできるのかな?
理系大学生の実際のバイト事情や、バイト先の選び方を知りたい!
本記事では、このような方向けに、現役国立理系大学生である私が、実際のバイト事情やおすすめのバイト先をご紹介していこうと思います。
私は、現在大学4年生で、長い間大学生として生活を送ってきたため、理系大学生のバイトのあれこれを熟知しています!
ぜひ、気になる方は参考にしてみて下さい!
目次
理系大学生はバイトできない?
結論
まず、『理系大学生がバイトをすることが出来るのか』についてですが、バイトをすることは可能です。
しかし、理系大学生が基本的に忙しいことは事実としてあります。
そのため、本記事で紹介するバイトをする際の注意点やバイト先を選ぶポイントなんかを参考にしながら、アルバイト生活を送ることをおすすめします。
私の友人で、バイトに明け暮れている方がいましたが、見事に単位を複数個落として留年ギリギリでした。
何とかなる精神で、適当にバイトを始めると後で痛い目を見るので、注意しましょう。
週何回入れるのか
こちらは、正直入る大学や学部、サークルなどにもよると思うので、確定で週何回入れます!と明言することは無理ですが、参考までに国立理系大学の工学部に在籍していた私は以下のような形で、シフトを組んでいました。
学年 | シフト | 説明 |
---|---|---|
1年生 | 週3~4回 | 1年生は基礎的な知識を詰める科目が多く、実験や実技科目があまりないため、しっかりと授業に出て勉強していれば、授業外の時間を使って勉強する必要はありませんでした。 そのため、勉強以外のことに比較的時間がさけたので、バイトを週3~4回入れていました。 |
2年生 | 週3~4回 | 2年生は大学にも比較的慣れてきて、授業科目もまだ知識を詰める科目が多いため、そこまで忙しくなかったです。 なので、バイトの頻度は1年生の時と変わらず週3~4回でした。 |
3年生 | 週2~3回 | 3年生になると、1~2年生の頃とは異なり、実験や実技科目が多くなってくるため、夜遅くまで大学に残って作業をする日が出てきたり、授業の時間外を使って勉強・作業をしなければならない日が増えたので、バイトの日数は比較的少なくなっています。 私の場合は、大学の授業の関係で週2回に減らしていた時期もありました。 |
4年生 | 週2~3回 | 多くの大学が4年生から研究室に配属されて、研究を始めると思うのですが、卒業研究に取り掛からなくてはならなくなるため、忙しさはさらに加速します。 私の友人の中には、4年生でバイトをやめるといった決断をした人もいました。 |
先ほども言いましたが、もちろん、人によって入れるバイトの量は異なります。
しかし、周りの友人に聞いてもみんな同じようなシフトを組んでいたので、基本的に上記の表のようなシフトは組めると思ってもらって大丈夫だと思います。
医学部や薬学部、歯学部や看護学部などの学部に関しては、より忙しい場合が多いので、上記の表よりも入れるシフトの数は減ってしまうと思います。
そこらへんはご了承ください。
バイトで得られる収入は?
では、バイトで得られる収入ですが、自分の場合は5~6万円の月が多かった印象でした。
しかし、長期休みでは、文系理系関係なく時間に余裕があるので、月に10万以上稼いでいましたね。
私の知り合いに、暇な時間をとことん削って、長期休みに20万円ほど稼いでいる人もいました。
普通のバイトをしていたそうなので、すごい時間働いていたことになりますね。(笑)
理系大学生のバイトをする際の注意点
理系大学生がバイトをするうえで注意しなければならないことは以下の通りです。
バイトをする際の注意点
- 学業をおろそかにしない
- 人間関係をおろそかにしない
それぞれについて詳しく説明していきますね。
①:学業をおろそかにしない
理系大学生がバイトをするうえで一番注意しなければならないことが、『学業をおろそかにしないこと』です。
確かに、アルバイトは社会経験を積める有益な場であり、お金も稼げるためたくさんシフトに入りたい気持ちもわかります。
しかし、あくまでも学生の本分は勉強です。
高い学費を払って大学に通っているのですから、学業をおろそかにするといった行為は絶対にやめましょう。
また、『課題の量が多い長期休み前や、テストの前はシフトを減らす』など少し工夫してシフトを組む必要があります。
テスト前もいつも通りバイトのシフトを組んでいると痛い目を見るので注意しましょう。
②:人間関係をおろそかにしない
バイトと大学で忙しいんだから友達と遊んでいる暇はない!
友達と遊んでいるくらいならば、バイトをしてお金をためておいた方が良い。
こういった方をたまに見かけるのですが、あまりおすすめはしません。
大学は友人や恋人と遊ぶことが出来る絶好の機会です。
社会人になってからでは遊びに使える時間が極端に減ってしまうため、なかなか遊びに行けないんですよね。
定期的に遊びに行けるのは大学生の特権なので、ぜひこの特権を適度に使いこなしましょう!
また、友人関係を大切にしておくと、思わぬところで得をすることが多いです。
例えば、以下のような例が挙げられます。
- 授業の内容でわからないところが聞ける
- 課題の提出日を忘れにくい(課題提出の話になることが多いため)
- 自分が取ってない授業の情報が聞ける
- 就活情報・研究室情報を共有できるため、就職や研究室選びを有利に進めることが出来る
これらはすべて私が実際に体感したメリットなのですが、もちろん友人関係を大切にしておくことで生まれるメリットは、これ以外にも数えきれないほど存在します。
したがって『アルバイト・学業・人間関係』の3つの項目をバランスよく保つことが大切ですね!
理系大学生がバイト先を選ぶポイント
理系大学生がバイト先を選ぶ際に気を付けなければならないポイントは以下の通りです。
バイト先を選ぶポイント
- シフトの融通が利くか
- 短時間でも働けるか
- 理系であることの強みを生かせるか
- 家や大学の近くにあるか
- 長期休みに多くシフトに入れるかどうか
では、それぞれについて以下で詳しく説明していきます。
①:シフトの融通が利くか
理系大学生には、テストや実験が付き物です。
そのため、テスト前にシフトを減らしたり、実験レポート提出が重なる長期休み前にシフトを減らしたりと、シフトを柔軟に増減させられるバイトを選ぶ必要があります。
シフトが固定制のところで働いてしまうと、テスト前や長期休み前にバイトと勉強に追われる日々が待っているので、アルバイトを始める際は、シフトの融通が利くかどうかを調べておくと良いです。
②:短時間でも働けるか
理系大学生の時間割は、割と詰まっていることが多いので、長時間働くことがあまり出来ません。
そのため、『2~4時間』くらいの短時間でも働けるバイト先を探す必要があります。
2~4時間程度であれば、『授業終わりの夕方から夜』や『朝から授業が始まる10時くらいまで』などの働き方をすることが可能になるので、シフトに入れる日数が増えてきます。
忙しい時期ほど、隙間時間にどれだけ働けるかが大事になってくるため、これも重要なチェックポイントの一つですね。
場所によっては、『最低6時間以上』なんてところもあるみたいですが、正直最低6時間以上は休日でもない限り無理ですね。
③:理系であることの強みを生かせるか
何度も言いますが、理系大学生は比較的忙しいので、『飲食店のアルバイトで新しいことを覚えなくてはならない』なんて事態はできるだけ避けたいのです。
ただでさえ、大学のことだけで覚えることが多いのに、新しく何かを追加で覚えるのは負担が大きいですからね。
なので、理系大学生であることの強みを生かせるようなバイトをすることをおすすめします。
具体的には以下のようなバイト先が該当します。
理系の強みを活かせるバイト先
- 塾講師
- 家庭教師
- プログラミング
- Webライター
自分の知識を活かして仕事をするような職に就くと、現在持っている知識も磨かれますし、新しく何かを覚える必要もないですし、メリットは十分あります。
こういった項目も考慮に入れてみると良いでしょう。
④:家や大学の近くにあるか
バイト先が家や大学から離れた場所にあると、その分移動時間がかかってしまうため、大幅な時間ロスとなります。
なので、バイト先はできるだけ家や大学から近い場所で探すようにしましょう。
平日が忙しいため、休日や長期休みに働きたい方は特に、バイト先を家の近くにすることをおすすめします。
⑤:長期休みに多くシフトに入れるかどうか
学校がある期間は、授業や課題等でなかなかバイトをする時間が取れなかったりします。
そのため、長期休みにまとまってシフトに入れるかどうかがかなり重要です。
バイトである程度稼ぎたいと思っている方は、長期休みは稼ぎ時なので、長期休みにより多くのシフトに入れるバイトを選ぶようにしましょう。
まとめ
本日は、理系大学生のバイト事情について、バイトを始める際のポイントや注意点も合わせて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
理系大学生は、文系と比べて比較的学校のスケジュールが忙しいので、バイト選びを慎重に行う必要がありますが、皆さんが思っているほど忙しいといったことはないと思います。
別に普通にバイトできますし、遊べます。
しかし、間違えたバイト選びやシフトの入れ方をしてしまうと、かなり苦労することになると思うので、本記事を参考にしてより良い大学生ライフを送りましょう。