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【IT界の登竜門】独学で基本情報技術者試験に合格するまでのプロセス

基本情報技術者試験を受けてみたいけど、何から勉強してよいかわからない!

そもそも基本情報技術者試験ってどんな資格なの?

本記事では、基本情報技術者試験に一発で受かった私が、こういった悩みを解決していきます!

実は、私も資格の勉強を始める前はこの資格についてよく知らずに、IT系の知識もほとんどゼロの状態でした。

しかし、そんな私でも約3か月で資格の合格にたどり着くことが出来ました。

今回は、読者の皆様の努力が空回りしないよう、この資格に興味のある方や勉強法を模索している方向けに、正しい勉強法をわかりやすく紹介していきます!

具体的には、本記事を読むことで以下のメリットがあります。

この記事でわかること

  • IT系の知識がゼロの方でも、正しい勉強法により資格取得可能
  • 基本情報技術者試験の概要について知ることが出来る

 基本情報技術者試験とは?

*基本情報技術者試験についてすでに知っている方は読み飛ばしてくださいそもそも基本情報技術者試験ってどんな資格なの?

そもそも基本情報技術者試験ってどんな資格なの?

まず、こちらの悩みから解決していこうと思います。

基本情報技術者試験とは、その名の通りIT関連の資格であり、「情報処理技術者試験」といったグループのうちの一つになっています。
ちなみに「情報処理技術者試験」というグループに属している資格は以下の通りです。

〇 レベル1
・ITパスポート

〇 レベル2
基本情報技術者試験

〇 レベル3
・応用情報技術者試験

〇 レベル4

・ITストラテジスト
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験

これを見ると基本情報技術者試験から受けるのではなくて、ITパスポートから受けたほうが良いのではないかと思うかもしれませんが、IT系の業種につきたいと考えている方は、基本情報技術者試験から受けてしまって問題ないです。

この記事でお話しするような勉強法を守って、コツコツ勉強を続けていれば全く知識がない状態でも受かることが出来るからです。

ちなみに、ITパスポート<基本情報技術者試験<応用情報技術者試験の順で、難易度が上がり、出題範囲も全く同じなため基本情報技術者試験さえ押さえてしまえば、ITパスポートを持っていなくても何の問題もありません。

基本情報技術者試験の難易度

合格率は、20%~30%となっております。

ちなみに、先ほどご紹介したITパスポートは合格率が50%となっており、ITパスポートと比べて基本情報技術者試験の難易度の高さがうかがえるかと思います。

基本情報技術者試験の試験形式

基本情報技術者試験は、科目Aと科目Bといったように二つの科目から構成されています。

科目A科目B
試験時間90分100分
出題数60問20問
出題形式多岐選択式多岐選択式
合格点600点/1000点600点/1000点

出題範囲

《科目A》
テクノロジ系が計41問、マネジメント系が計7問、ストラテジ系が計12問となっています。
問題のほとんどが知識問題で構成されているため、幅広い分野に対応できるような知識量が求められます。

《科目B》
大問二つで構成されており、そのうち一つがアルゴリズム・プログラミング問題、もう一つがセキュリティ問題となっています。
20問のうちなんと、16問がアルゴリズム・プログラミング問題となっているので、プログラミングへの理解が科目B攻略のカギとなっています。

基本情報技術者試験の受験情報

基本情報技術者試験は、2023年から通年で実施されているため、いつでも受験することが出来ます。

また、CBT方式をとっているので、受験時間や日程も自分で自由に決めることが出来ます。

しかし、私が実際に受けた時には申込日から約一か月ほどは、どの会場も埋まってしまっていました。

なので、受験日ぎりぎりに申し込むのではなく、余裕を持って申し込むようにしましょう!

基本情報技術者試験の受験費用

7500円(税込み)となっています。

*受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できないとのことなので注意しましょう!

 基本情報技術者試験合格のための勉強法

ここからは、基本情報技術者試験の勉強法を4つのステップに分けて説明します。

具体的には、以下の4つの手順に従って勉強を行ってください。

  • 参考書を用いてインプット
  • 過去問道場でアウトプット
  • 気になる単語は即調べる
  • 過去問を解く

以下、より詳しく説明します。

①:参考書を用いてインプット

まず、参考書を用いて知識を頭の中に入れてしまいましょう。

使用する参考書は正直自分に合うものであれば何でも良いです。

しかし、こういった方も多いのではないでしょうか。

参考書使って知識を入れろって言われても、読むだけでは覚えられないよ。
勉強の仕方とかないの?

もちろん、基本情報技術者試験の参考書はかなり分厚く、数日で読み終えられる量ではありません。
それに加えて、読み終えたとして最初の方の単元の話を覚えているかと言われたら多くの方が「No」と答えるでしょう。

参考書を用いたインプットで重要なのは、細かく切って覚えることです。
基本情報技術者試験の参考書はどれも単元ごとに章が分けられていると思います。
1章読み終えるたびに②に進みましょう。

①と②を行ったり来たりするイメージです。

また、1章ごとに読んで1章読み終わったら②に進んでほしいのですが、この時に注意してほしいのが、完璧に覚えようとしないことです。

一度読んだ際に完璧に覚えようとするととても時間がかかってしまいますし、その上実際問題を解いてみるとわかるのですが、覚えるだけでは解けない問題や参考書に載っていない用語が出たりしています。なので、一度さらっとなんとなく用語を頭に入れて「ふーん」って思いながら読むのがおすすめです。

②:過去問道場でアウトプット

①で1章読み終わった後は、アウトプットを行います。
先ほど知識をなんとなく入れた状態なので、それをさらに定着させるための過程となっています。

ここで注意すべきポイントなのですが、先ほどインプットを終えたばかりでわからない問題があって当然なので、わからないと思った問題はすぐに答えを見て、覚えてしまいましょう。潔く諦めるのも勉強を効率よく進めるうえで非常に大切です。

ちなみにアウトプットに用いる問題数なのですが、自分は過去問道場というサイトにある問題すべてに取り組んでいました。(さすがに量が多いのでとりあえず一周)

ここでアウトプットには、過去問道場を使用するのがおすすめです。
以下のボタンでサイトに飛べるので、ぜひ一度見に行ってみてください!

③:気になる単語は即調べる

こちらは②と並行して行ってもらいたい勉強法です。

②で問題を解いていると、解説を見てもどうしてもわからない単語や、解説にそもそも載っていない単語、参考書であまり説明されていないけれどよく問題で見かける単語など、参考書と過去問道場だけではどうしても意味がつかめない単語が存在します。

そんな時は、ぜひインターネットを使ってその単語について調べてみましょう。

今やインターネットに有用な情報がごろごろ転がっているので、その単語をより分かりやすく説明してくれているサイトが見つかるはずです。

ちなみに私は、以下のサイトをよく使用していました。IT系の知識に疎い人やなんとなくのイメージをつかみたい人には持って来いです。

④:過去問を解く

こちらは①~③がすべて終わった後に取り組んでほしいステップとなっています。

すべての勉強を終えていれば、④の過去問もさほど問題なくとけるはずです。

私は確か、過去問の段階では、午前試験(現科目A)8割、午後試験(現科目B)8割ほどでした。

そして実際の試験では、午前試験(現科目A)68%、午後試験(現科目B)93%で合格することが出来ました。

以上が、私のお勧めする勉強法でした。ここまでお疲れさまでした!

 まとめ

今回は、IT初心者でも合格できる、最適な勉強方法を紹介しました。

本記事で紹介した勉強法は決して楽な道ではなく、ある程度の努力を必要とします。

一見気持ちが億劫になりますが、だらだら勉強をして何回も試験に落ちるよりも一発でバシッと受かった方がかっこいいですよね。

また、基本情報技術者試験での頑張りが次のステージである応用情報技術者試験へとつながります。

実際に勉強法を実践してみて、IT業界への一歩を踏み出してみてください!

皆様のご健闘を祈っています。

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