大学生

【大学生向け】塾バイトのメリット・デメリットを合計22個紹介!

塾講師のアルバイトに興味があるけれど、始める前にメリット・デメリットを知りたい!

塾講師のアルバイトってブラックって聞くけど、実際のところどうなの?

本記事では、このような方の悩みを解決するために、私自身の経験から塾講師アルバイトをやる上でのメリット・デメリットについてご紹介していこうと思います。

実は、私は塾講師としてかれこれ3年近くアルバイトをしており、その中で感じたことをベースに、皆さんに塾講師バイトのリアルをお伝えしていきます!

ぜひ、これから塾講師のアルバイトを始めようとしている方や、どのアルバイトをやろうか迷っている方は本記事を参考にしてみてください。

ちなみに、本記事を書いた編集者は個別指導塾で働いているため、個別指導塾でしかないようなメリット・デメリットも記載しています。
ご了承ください。

この記事を書いた人
  • 国立大学情報科在籍
  • IT系資格・プログラミングに関するブログを運営中
  • 個別塾バイト経験3年
  • 家庭教師バイト経験2年
こんにちは
編集者のhitです!

 塾バイトのメリット

では、さっそく塾バイトをやる上でのメリットについてご紹介していこうと思います。

今回紹介するメリットは以下の通りです。

塾バイトのメリット12選

  • 物事を分かりやすくに伝える力が身に着く
  • 教育経験を積める
  • コミュニケーション能力が身に着く
  • 中高生の勉強内容を忘れない
  • 時給が高い
  • 自身の経験が生かせる
  • 思考力が身に着く
  • 生徒の成長でやりがいを感じられる
  • 覚えることが少ない
  • 対応が面倒くさい客がいない
  • バイト仲間の質が高い
  • 長期休みに合わせてシフトを増やせる
編集者

それぞれについて解説していきますね!

①:物事を分かりやすく伝える力が身に着く

私が塾講師のアルバイトをしていて、一番実感したメリットがこちらです。

学習塾では、自分の知識をいかにわかりやすく伝えるかが大事なので、嫌でもこの能力は身につきます。

物事を分かりやすく伝える力が身に着けば、就活の時に活かすことが出来たり、就職後も社内で他人に何かを教えるときに役立ったりと結構重宝します。

編集者

自分はもともと人に勉強を教える機会が多かったのですが、バイト経験を積んでからは、話す順序を考えたり、相手に対する適切な言語を選んだりと、いろいろ考えるようになりました。

②:教育経験を積める

塾バイトを通じて、教育者としての経験を積むことが出来ます。

こちらは、将来『教師・塾講師』を目指している人なら特に大事なメリットですね。

また、実際に塾講師としてアルバイトをしてみて、自分が教育者に合っているかどうかなども判断することが出来ます。

アルバイトをしていて楽しいと感じる方は、間違いなく向いていますね。

③:コミュニケーション能力が身に着く

学習塾では、授業をする際に雑談をする機会が度々あります。

そういった時に試されるのが、コミュニケーション能力ですね。

あくまで生徒は子供なので、自分から話しかけてくる・話題を提供してくることはごくごく稀です。

もちろん、そういった積極的な生徒はいますが、塾講師として働いているとそういった生徒ばかりではないので、必ず自分から話を展開していかなければなりません。

初めのうちは、何個も年が離れている子と話すのは慣れないかもしれませんが、数カ月もすれば次第に慣れていきます。

もし、バイトを始めて何を話せばよいのかわからないといった方は、先輩講師をお手本にすると良いですよ。

編集者

生徒との信頼関係を築くために、適度な雑談は有効的です。

ただ話しすぎには注意ですね、、笑

④:中高生の勉強内容を忘れない

中高生の頃の勉強内容なんて、忘れてもよくない?

このように思う方も多いと思うのですが、私自身は結構これ役に立ちました。

大学の授業の中で、高校の内容を扱うことがあるからです。

私の場合は正確には、高校の内容を使って大学の内容を学ぶといった機会が多かったです。

そんな時、多くの人は忘れてしまっている知識でも、塾講師のアルバイトをしていれば定期的に触れているので、忘れたくても忘れられません!

もちろん、それ以外にも中高の漢字・計算・その他基礎知識って結構使うことあるので、覚えていると便利ですね。

⑤:時給が高い

これは、知っている人も多いと思いますが、塾講師のアルバイトは一般的な他のバイトと比べると、高時給です。

参考までに、以下の表をご覧ください。

職種平均時給(東京都)
コンビニ1,083円
レジ打ち1,111円
ファミレス1,131円
カラオケ1,150円
居酒屋1,166円
アミューズメントスタッフ1,193円
塾講師1,583円
引用元:タウンワーク

塾講師の時給がいかに高いかがわかると思います。

上記の表は東京都のものですが、「自分の地域の平均時給が知りたい」といった方は引用元を記載しておいたので、参考にしてみて下さい。

⑥:自信の経験が生かせる

塾講師としてアルバイトをすると、自分の学生時代の経験を直に生かすことが出来ます。

自分の実践していた勉強法を生徒に伝えるのもよし、受験失敗談を伝えるのもよし、中高生時代の過ごし方を伝えるのもよしです。

恐らくこんなに自分の経験が生かせるようなアルバイトは他にないでしょうね。

自分の過去の経験が、すべて無駄ではないような気がしてなんだか嬉しくなります。

編集者

結構先生の経験談は生徒にとって面白いようで、要所で自分の経験を織り交ぜながら話していると、結構真剣に聞いてくれたりします。

嬉しいものですね。

⑦:思考力が身に着く

「この生徒はあまり宿題の出来が良くないから、自信をつけさせるために授業で解いた問題をそのまま宿題で出そう」

「この生徒は、結構優秀で難しい問題もすぐに理解できるから、基本問題はテンポよく進めて応用問題を中心に解いてもらおう」

など、塾講師としてアルバイトをしていると、機械的に授業を進めるのではなく、生徒に合わせて柔軟に授業を展開してあげる必要があります。(個別塾に限る)

生徒の性格や成績、授業の理解度やその教科の得意不得意を加味したうえで、授業内容や宿題内容を決定するため、それ相応の思考力を身に着けることが出来ます。

編集者

今から、塾バイトを始めようとしている人がこれを聞くと、「自分には無理そう」と思うかもしれませんが、ここも慣れが大きいと思います。

授業に慣れてくると、徐々に視野が広がってより高度な授業を作れるのかなと。

⑧:生徒の成長でやりがいを感じられる

塾でずーっと同じ子を担当していると、定期的に成績の変化を見ることが出来ますよね。

一番わかりやすいのが、定期テストです。

前回と比べて点数が伸びていると、なんだかこちらまですごい嬉しい気分になります。

テスト前日なんかは、「本気で頑張ってこい!」って送り出しますからね。(笑)

そういったやりがいを定期的に感じられるのも、塾バイトの良いところではないでしょうか。

⑨:覚えることが少ない

飲食店などの他のバイト先でバイトをする場合は、新たに覚えることがめちゃくちゃ多いです。

しかし、塾バイトでは学校で勉強した知識を持っていれば、後は覚えることはほとんどないため、覚える量で言うと比較的楽です。

しかし、逆に学校で習うような知識をあまり覚えていないようだと、結構苦労すると思います。

⑩:対応が面倒くさい客がいない

塾で相手をする客は、子供ばかりなため、少々手のかかる子供はいたとしても、迷惑行為等を働くようなことはよほどのことがない限りはありません。

しかし、飲食店はどうでしょうか。

もちろん、ほとんどが善良なお客さんだと思いますが、迷惑行為を働くお客さんもたびたび見られますよね。

こういった方への対応が一切必要ないというのも塾バイトのメリットです。

編集者

私が働いている限りでは、手に負えない子供や授業崩壊なんてことは今のところありません。

イレギュラーな客への対応ってめちゃくちゃ困りますよね。

⑪:バイト仲間の質が高い

塾バイトという職を選んでいる以上、バイト仲間は真面目な方が多い印象です。

自分が働いているバイト先は、すでに辞めてしまった方も合わせて、全員かなりしっかりされている方々でした。

態度がだらしない方や、遅刻・無断欠勤をする方は、3年間働いていますが見たことがありません。

現在大学一年生で、アルバイトをされている方もとてもしっかりしていて、「本当に年下か?」と疑うレベルです。(笑)

⑫:長期休みに合わせてシフトを増やせる

大学の長期休みと、中学・高校の長期休みが基本的に一致するため、長期休みを使ってバイトをめちゃくちゃ入れることが出来ます。

また、長期休み期間は講習が始まるため、結構大忙しです。

普段は週2回くらいでバイトをして、長期休みを使ってまとまったお金を稼ぎたいといった方には持って来いですね。

編集者

自分が一番シフトに入っていたころは、長期休みで週3~4×8時間とか働いていました。

普段は週2回だったにもかかわらず、長期休みはこれだけシフトに入れるので、魅力的ですね。

 塾バイトのデメリット

では、続いてデメリットの方を紹介していこうと思います。

今回紹介するデメリットは以下の通りです。

塾バイトのデメリット10選

  • 責任が重い
  • 働ける時間が限られている
  • 学力が必要
  • 生徒によっては、コミュニケーションがとりにくい
  • 塾によっては、バイト仲間が少ない
  • 休みがとりづらい
  • 授業準備に時間がかかることもある
  • 急な予定変更がある
  • 慣れるまでが大変
  • 容姿の指定がある
編集者

メリットと同様、それぞれについて解説していきますね!

①:責任が重い

アルバイトとは言えど、生徒の将来を左右するかもしれないため、その責任は重くのしかかってきます。

受験生相手は特に、その子の成績が上がらないと、かなり責任を感じます。

また、適当な発言をすることも禁物です。

例えば「○○高校は真面目しかいないらしいよ」とか「定期テストは意味ないからやらなくていいよ」といった発言をしてしまうと、生徒に変な影響を与えてしまうため、なるべく発言には気を付ける必要がありますね。

編集者

私も、生徒と勉強・学校に関する話題を話すときはなるべく発言に気を付けてますね。

もし働くことになっても、学校の先生の悪口なんかは控えましょう。

②:働ける時間が限られている

塾バイトは、コンビニや飲食店と異なり、午前中や夜中に働くといったことが基本的にありません。

大体14時~22時くらいが多いと思います。

春休みとか夏休みとかの一日中暇な日でも、午後からしか働くことが出来ないため、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

③:学力が必要

どんなに教えることが好きでも、ある程度の学力がないと厳しいのが塾バイトです。

塾によると思うのですが、ほとんどの塾は色々な学力の子を教えなければならないため、当然優秀な子に対して勉強を教える機会はあるでしょう。

そんな子に、学校のワークレベルの問題が解けない講師が、勉強を教えることが出来るか?と言われたらなかなか厳しいでしょうね。

編集者

学力が必要と聞いて、学歴がないと難しいのかなと思う方もいるかもしれませんが、それはあまりないと思います。

中学生を教えるのであれば一般的な高校入試レベル、高校生を教えるのであれば共通テストレベルの問題を、解説を見て9割理解できるような方は特に心配する必要はありません。

用語を覚えているかというよりも、解説を見て理解できるかの方が大切な気がしますね。

④:生徒によっては、コミュニケーションがとりにくい

何人もの生徒を教えていると、当然話すのがあまり得意ではない子を担当する機会もあります。

そういった子に対して、授業を展開するのって結構難しいんですよね。

授業内容を理解しているかどうかって、その生徒の反応を見て判断するみたいなところがあるので、反応がないとどうしても授業が進めにくいです。

これも慣れが必要だと思います。

⑤:塾によっては、バイト仲間が少ない

これは本当に塾によると思うので、働きたい塾があればそこの塾の雰囲気を少し見ておくのが良いと思うのですが、私が働いている塾はバイト仲間が2~4人程度です。

しかも、塾バイトって生徒との時間がほとんどなので、バイト同士で関わる機会がほとんどありません。

「別にバイト仲間とか要らない」という方なら関係ないと思うのですが、バイト仲間を作りたいと思っている人は必ず、塾の様子を見に行きましょう。

⑥:休みがとりづらい

学習塾では、基本的に入る曜日が決まっている固定シフト制が多いので、休みがとりづらいといったデメリットもあります。

もちろん、休みが取れないといったわけではないのですが、自分が休んでしまったら他の講師の方が代わりに授業をするか、生徒が振替をとるかのどちらかになるので、ちょっと申し訳ないですよね。

⑦:授業準備に時間がかかることもある

正直、こちらのデメリットは私の経験上そんなにありません。

授業準備が必要な授業なんて年に5回程度でしょうか。

なので、そんなに重く考える必要はありません。

ちなみに、どのような授業で授業準備をするかというと、『大学入試の過去問演習』を行う授業くらいですかね。

大学入試の過去問演習では、解いてもらった問題を解説しなければならないため、即座に対応するのが難しそうなものは事前に準備しておきます。

⑧:急な予定変更がある

塾講師として働いていると、生徒の急な振替による急な予定変更が割とあります。

こちらは月3回くらいの頻度で起きますね。

たいていの場合は、働く時間が短くなるので、別に大変というわけではないのですが、もともと働こうと思っていた時間に働けないので少しショックですよね。

編集者

私が働いている塾では、急な振替があった場合は事務作業or休むの選択ができるようになっています。

そこらへんは、塾によりけりだと思うので、塾の面接とか行ってみないとわからないですね。

⑨:慣れるまでが大変

塾バイトでは、生徒に勉強を教える以外にも、授業のペースや進め方、学校のテストとの兼ね合いや勉強のアドバイスなど、やるべきことはたくさんあります。

そのため、慣れるまでは結構大変です。

例えば、テスト結果回収し忘れ、テスト範囲外の授業をしてしまうなどの経験は、私もしたことがあります。

しかし、慣れてしまえば楽しいものです。
授業に余裕が出てきて、生徒との雑談なんかもできますしね。

⑩:容姿の指定がある

塾講師は、子供たちに勉強を教えるといった立場にあるので、当然ある程度の容姿の指定はされます。

服装や髪型の指定が多いですかね。

塾によって様々なので、ここで具体的な例を挙げることはできませんが、ほとんどの塾が髪色は黒髪・茶髪のみOKだと思います。

金髪のバイトは見たことがありません。

 まとめ

今回は、塾講師としてアルバイトをしてきて感じたメリット・デメリットについてご紹介してきたのですが、いかがだったでしょうか。

私自身、長い間働いているので、どうしても多くのデメリットを思いついてしまうのですが、それをかき消すくらいのメリットややりがいが塾バイトにはあると思います。

ぜひ、塾バイトを始めようか迷っている方は、参考にしてみてください!

-大学生