個別塾を探してるんだけど、何を見て決めればよいかわからない
面談の時に聞いておくと良いことって何かあるかな
今回は、このような方向けに、塾選びの際に面談で聞くべき質問を8つほどご紹介していきます。
塾での面談では、基本的に塾側から必要事項を説明してくれますが、もちろん説明の抜け漏れは存在します。
そのため、面談での質問はほぼ必須となります。
入塾後に後悔しないように、適切な質問を投げかけて、塾の概要を把握しておきましょう。
また、聞くべき質問の紹介だけではなく、塾を選ぶ際のポイントなども合わせて述べているので、ぜひ塾選びの参考にしてみて下さい!
目次
面談で聞くべき質問8選
では、早速ですが、面談で聞くべき質問を8つほどご紹介していこうと思います。
ここで、今回紹介するのは8つですが、8つも質問するのってちょっと気が引けますよね。(笑)
基本的には、8つの質問を見て、個人的に気になるものをいくつか使用してもらえればよいのですが、よくわからない方のために、優先度順に紹介していこうと思います。
では、優先度の高いものから見ていきましょう。
①:料金
料金の話なんて、質問せずとも塾側からされるんじゃないの?
このように思う方も多いと思いますが、ここでいう料金とは通常授業でかかるもののみではありません。
もちろん、通常授業でかかる料金も気にする必要はあるのですが、以下の3つの料金も考慮に入れる必要があります。
- 学年が上がった時の料金の変化
- 講習時の料金
- イベントの料金
まず、学年が上がった時の料金の変化ですが、基本的に多くの塾が学年が上がるにつれて料金が上がるようなシステムになっています。
特に、中2・高2から受験まで通うパターンが多いと思いますが、受験生の料金とそうでない生徒の料金には差がある場合が結構あります。
あと数カ月で受験生になるお子様をお持ちの方は、ここら辺は聞いておきたいですね。
また、講習や塾内でのイベント等での料金がかなり高く設定されている塾もあるので、大体どのくらいかかるのかを聞いておくと良いと思います。
②:自習室
塾に入った後、絶対に使用すべきツールの一つに自習室があります。
ほとんどの生徒が利用することになるので、ぜひ以下の3つの点を確認しておきましょう。
- 自習室の利用方法
- 自習室を利用できる時間
- 自習室の混み具合
また、面談の際に自習室の場所を聞いて、見える場所にあったら、自習室の様子を確認してみるのも良いですね。
塾によっては、自習室で騒いでいる生徒がいたり、隣同士で話している生徒が見受けられる場合があるので、、
③:質問対応
こちらは、自習室の質問と併せて聞いてほしい項目になるのですが、塾によって自習室利用の際に、講師に質問してよいかどうかが異なります。
個別の塾ですと、基本的には『講師の方の手が空いていれば質問対応可能』としているところが多いようです。
自習室で勉強をしていると、もちろんわからないところが出てくるわけで、これを即座に解決できるかどうかはかなり大事なので、自習室の利用を少しでも考えている方は聞いてみると良いでしょう。
ちなみに、私が働いている塾では、教室長が常に教えられる状態にあるので、いつでも質問可能となっています!
④:通っている生徒数の多い学校
自分の子供が通っている学校の生徒数が多いかどうかは非常に重要な要素になってきます。
基本的には、同じ学校の生徒が大勢通っている塾に行くべきなのですが、子供の性格や重視する点によって、異なるので、それぞれのメリットを以下に示します。
メリット
こんな感じですね。
また、『勉強に集中したい・学校との区別をしっかり付けたい』ということで、同じ学校の子がいない塾を好む生徒も一定数いるので、ここら辺は子供の意思を尊重したほうが良いと思います。
ちなみに、私も同じ学校の生徒が多い塾を避けたりしていました。
なので、無理に大人がメリットを提示してどちらか選択するよりも、ここは子供に選ばせてあげるのが良いでしょう。
⑤:講師を選べるかどうか
個別塾では、生徒と講師の『1:1』もしくは『2:1』での授業を受けることになるので、集団塾よりも生徒と講師との相性や関係性が大切になってきます。
毎週違った講師の方に教わったり、相性の悪い講師に教わったりするのって、せっかくお金を払って塾に通っているので、避けたいところですよね。
こちらもかなり重要な要素になっているので、質問する価値ありです。
また、必要であれば、「講師の性別を指定できるか」「講師の年齢(大学生orプロ)を指定できるか」なども聞いてみると良いですね。
大手の塾ほど講師の数が多いので、講師を選べる可能性は上がります。
しかし、完全に指名できるような塾は多くないので、そこはあまり期待しないようにした方が良いと思います。
「ずっと同じ講師に教えてもらいたい」「講師を指名したい」ということでしたら、家庭教師も考えてみると良いですね。
⑥:授業を休んだ時の対応
個別指導の塾でも、基本的には集団塾と変わらず毎週同じ曜日に授業があるのですが、学校の行事や体調不良によって休まなければいけない日が来ると思います。
そんな時、集団塾ならばその授業を欠席するしかないのですが、個別塾では基本的に振替などの対応を取ってくれることがほとんどです。
しかし、ここら辺の対応も塾によりけりなので、ぜひ入塾前に確認しておきましょう。
⑦:宿題の量
宿題の量は、意外と塾によって差があるので、確認しておいた方が良いです。
特に、『宿題の量が多すぎると続かない』といった方や『一人では勉強しないから、宿題をたくさん出してほしい』といった方は聞いておいた方がよいでしょう。
しかし、基本は塾側が生徒・保護者の希望を受け付けてくれると思うので、もし宿題に関して何か希望があれば、伝えてみると良いと思います。
⑧:進学実績
塾の進学実績も、塾選びの際には見ておく一つのポイントになると思います。
『自分の目指している学校への進学者がいるかどうか』『合格率はどれくらいか』など、気になる方は聞いておいた方がよいでしょう。
しかし、もちろん、自分の目指している学校への進学者がいるからと言って安心かというとそうではありません。
合格した人の偏差値の推移や、テストの結果などはわからないので、もしかしたら塾に入る前からめちゃくちゃ優秀だったかもしれません。
しかし、そこの学校に進学したということは、塾側はその学校に合格するために必要な偏差値や、入試での点数などの情報を持っていることになります。
なので、志望校への進学者がいるに越したことはないですね。
また、進学実績はインターネットでも見ることが出来るので、面談前に塾のサイトに軽く目を通しておくと良いと思います。
まとめ
今回は、塾選びの際の面談で聞くべき質問を8つほど紹介してきたのですが、いかがだったでしょうか。
高いお金と時間をかけて塾に通わせるため、塾選びは慎重に行いたいですよね。
そのため、今回紹介した8つの質問を使って、子供をより成長させられる最適な塾を選択できるようにしましょう!