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【python】日本語が正しく表示されない！
1分操作で簡単に文字化けを防ぐ方法

みなさん、pythonのグラフを作成していてこう思ったことありませんか？

グラフのタイトルや凡例、軸の名前に日本語を使いたいのに、使おうとすると文字化けしてしまって表示されない。

そうなんです。実はGoogle Colaboratoryでは、何もしていない状態だと日本語を使用できないのです。

なので今回は、pythonで作成したグラフ内でも日本語を使用する方法をご紹介していこうと思います。

初心者の方でもわかりやすいように丁寧に説明しているので、ぜひ最後まで見ていってください。

この記事でわかること

  • japanize_matplotlibのインストール方法
  • python内のグラフで日本語を表示させる

　日本語の使用方法

先ほどもお話ししたように、本記事ではGoogle Coraboratory内でpythonのグラフを作成するときに日本語が表示されないといった悩みを解決していきます。
そもそもグラフの作り方や、pythonの始め方がわからないといった方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

ポイント

日本語対応させるためのモジュール『japaneze-matplotlib』のインストール

pythonのグラフ内で、日本語を使用したい場合は『japaneze-matplotlib』というモジュールをインストールするだけでOKです。
誰でも簡単にできるので、具体的なやり方を画像を用いて説明していきますね。

まず、以下のコードをGoogle Coraboratory内の普段コードを打っている場所に入力してあげます。

pip install japanize-matplotlib

その後実行ボタンをタップすると、勝手にインストールが進んで以下のような画面が表示されると思います。

これでインストール完了です。
しかし、これだけ行ってもまだ日本語は使えるようにならないので、もう1段階操作を行う必要があります。
ここまでできた方は、この後の操作を見ていきましょう。

『japanize-matplotlib』のインポート

日本語対応させるためのモジュール『japanizee-matplotlib』のインポートを終えたら、次はそのモジュールをコード内でインポートしてあげる必要があります。

過去にpythonでモジュールを使用した経験がある方はわかると思いますが、モジュールのインポートを行わないと使用することはできないですよね。
先ほどの操作はモジュールをインポートできるようにするためのものになっています。
以下のようなコードを打ち込んでインポートしてしまいましょう。

import japanize_matplotlib

これで日本語が使えるようになります。

　実際にグラフを用いて日本語表記の確認

ここからは、実際のグラフを用いて先ほどのモジュールをインポートするとどう変わるのかを確認していきましょう。

『japanize_matplotlib』をインポートしない場合

まず『japanize_matplotlib』をインポートしない場合のグラフの表記についてです。

<input>

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

x = np.arange(0.0, 5.0, 0.1)
y = x

plt.plot(x, y) #関数
plt.xlabel("x軸") #x軸の名前設定
plt.ylabel("y軸") #y軸の名前設定
plt.title("サンプル") #グラフタイトル設定
plt.show()

<output>

上のグラフを見てわかる通り、『japanize_matplotlib』をインポートしていない状態だと日本語の部分が文字化けして見られなくなってしまいます。
こちらを先ほどの方法で解決していきましょう。

『japanize_matplotlib』をインポートした場合

では、モジュールをインポートいた場合のグラフを見ていきましょう。

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib

x = np.arange(0.0, 5.0, 0.1)
y = x

plt.plot(x, y)
plt.xlabel("x軸")
plt.ylabel("y軸")
plt.title("サンプル")
plt.show()

<output>

コードは先ほどのものに『import matplotlib.pyplot as plt』を加えただけです。
こうすることで簡単に日本語をグラフ内で扱うことが出来ます。

　まとめ

今回は、python内のグラフで日本語を扱う方法についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。

この先pythonを用いてグラフを作成していると、グラフ内で日本語を使いたくなるタイミングは多く来ると思います。

そんな時は本記事の存在を思い出して実践していただけると幸いです。

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